画像をクリックすると拡大表示されます。
引湯のあゆみ
黒部峡谷で多くの温泉が発見され始めたのは江戸時代のこと。しかし、加賀藩の時代から、 一般人の入山は厳しく規制されていたため、後に宇奈月温泉の源泉になる黒薙温泉の開湯 が許可されたのは、江戸時代末期(慶応4年)のことであった。 大正6年になり、愛本温泉㈱が引湯管を使って、黒薙温泉から当時の内山村荷上(現在の 宇奈月温泉荷上)にお湯を引き、「愛本温泉」という名称で温泉を開湯。同9年には、「愛本ホテル」が建設された。しかし、当時は黒薙温泉から愛本温泉にお湯が届くころには温泉の 温度が低下するという問題があり、お客さんの数も減少し、ほどなくして愛本温泉は閉鎖と なってしまう。
!doctype>